Ⅱ 収益性分析

この章では企業の儲ける力を測定する手法としての収益性分析について説明します。具体的には、売上高に対して、損益計算書のそれぞれの利益をどの程度稼ぎ出しているのかを測る売上高利益率分析、総合的な収益力指標である資本利益率分析、回転率分析について説明します。

こちらでは収益性分析の基礎となる売上高に対して、損益計算書のそれぞれの利益をどの程度稼ぎ出しているのか(会社に残っているのか)を分析する指標の説明をします。また、業種による違いについても紹介します。

こちらではROAやROEなど、企業の経営管理で必要不可欠となる総合指標(企業の経営目標)である資本利益率の内容を説明します。

こちらでは回転率指標について説明するとともに企業経営の最終目標である資本利益率を改善するための方策を具体的に説明します。また、企業の財務諸表の潜む異常な点を抽出するための分析手法についても説明します。