固定資産会計
この章では貸借対照表項目のうち、固定資産及び繰延資産に属する項目について、その意義、それぞれに適用される会計基準、実務上留意すべき点、勘定科目ごとの分析・考察の方法について説明します。経営管理に利用するためには、資産は、取得した金額・額面上の金額で計上するのではなく、それを利用して得られる価値・実際に回収できる金額(金銭価値)を勘案した金額で計上すべき点がポイントです。
こちらでは有形固定資産及び無形固定資産の内容、修繕費の考え方のほか、固定資産会計のメインである減損会計の考え方・適用のステップについて具体的に説明します。また、資産除去債務の考え方・会計処理の概要についても説明します。
こちらでは経営管理にあたり、リース会計が必要な理由を具体的に説明し、リース会計の適用の方法、具体的な会計処理について説明します。会計が法的実態ではなく経済的実態を重視していることが考え方の根底となります。
こちらでは有価証券の内容、会計処理にあっての4つの分類について具体的に説明し、それぞれの分類ごとの評価・減損処理の方法、会計処理の例について説明します。
こちらでは投資その他の資産の実務上よく見られる勘定科目の具体的な内容について説明するとともに、賃貸等不動産の時価開示制度の概要、繰延資産の内容、会計的な役割について説明します。