2-6.コラム 環境会計

 環境保全への取組状況を定量的に管理することは、事業活動を健全に保つ上で有効です。
 会社が環境保全活動に取り組んでいくに当たって、自らの環境保全活動に関する投資額や費用額を正確に認識・測定して集計・分析を行い、その投資や費用に対する効果を知ることが、環境保全活動の一層の効率化を図るとともに、合理的な意思決定を行っていくうえで極めて重要となります。
 そこで環境会計は、環境保全コスト、環境保全効果、環境保全に伴う経済効果の3つの観点から分析を行うことにより、環境と会計をつなぐ経営管理ツールとしての役割が期待されています。