財務諸表論
このページでは、財務諸表論として、決算書の具体的な内容に始まり、会計制度を取り巻く法令・基準の概況について紹介するとともに、貸借対照表項目である資産・負債・純資産について、勘定科目ごとにその内容、適用される会計基準及びその考え方、具体的な分析の方法、実務上留意すべき点などを説明し、損益計算書の読み方、それぞれの段階利益の分析上の意味、関連する会計基準、実務上留意すべき点などを説明します。また、経営分析を行ううえで最も重要と言われる連結決算の重要性の説明、キャッシュ・フロー経営のための考え方、M&Aに当たって採用される手法・実施に当たっての会計処理についても説明します。
この章では決算とはそもそもどの様なものか、決算書(財務諸表)とはどのようなものがあるのかについて、その概要を説明します。
この章では会計を取り巻く法制度としてどのようなものがあるかについて紹介し、会計基準の適用(経理処理)にあたっての基本的な原則について説明します。また、いわゆる国際会計基準(国際財務報告基準)についても説明します。
この章では貸借対照表項目のうち、流動資産に属する項目について、その内容、それぞれに適用される会計基準、実務上留意すべき点、勘定科目ごとの分析・考察の方法について説明します。経営管理に利用するためには、資産は、取得した金額・額面上の金額で計上するのではなく、実際に回収できる金額(金銭価値)・経済的便益を受けることのできる金額で計上すべき点がポイントです。
この章では貸借対照表項目のうち、固定資及び繰延資産に属する項目について、その意義、それぞれに適用される会計基準、実務上留意すべき点、勘定科目ごとの分析・考察の方法について説明します。経営管理に利用するためには、資産は、取得した金額・額面上の金額で計上するのではなく、それを利用して得られる価値・実際に回収できる金額(金銭価値)を勘案した金額で計上すべき点がポイントです。
この章では貸借対照表項目のうち、負債に属する項目について、その意義、それぞれに適用される会計基準、実務上留意すべき点、勘定科目ごとの分析・考察の方法について説明します。特に見積もりの要素が介在する引当金は、会計基準の本質を理解する題材として良く利用されますので、具体的な設例により貸借対照表と損益計算書の関係を通じて説明します。
この章では貸借対照表項目のうち、純資産に属する項目について、それぞれの勘定科目の意義、実務上留意すべき点、具体的な会計処理の方法について説明します。また、会社経営に不可欠な配当金の計算方法についても詳細に説明します。
この章では損益計算書に登場する5つの利益の概念、損益計算書を分析するに当たっての考え方について説明するとともに、工事進行基準など損益計算に関係する会計基準について、その内容、実務上留意すべき点などについて説明し、各企業の関連する財務数値についても紹介します。また、最も難解な会計基準の一つと言われる税効果会計について具体的に説明します。
この章では経営分析を行ううえで最も重要と言われる連結決算の概要、具体的な会計処理、連結決算を利用した単体決算の粉飾事例の紹介を通じて、連結決算の必要性を説明するとともに、会社維持の根幹となる資金の状況を把握するために必要となるキャッシュ・フロー計算書の構造、具体的な内容、分析の方法について説明します。
この章では、経営の効率化、事業の拡大等を目的として実施する企業グループの再編行為である『合併』、『分割』、『株式交換』、『株式移転』について説明します。